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 南京大虐殺の歴史にまた新たな証拠

2012-11-12 14:34:25     cri    

 11日、南京大虐殺遭難同胞記念館が明らかにしたところによりますと、南京安全区国際委員会のベイツ委員の南京大虐殺期間中の資料が寄贈されました。これは、旧日本軍の犯行をはっきり記録しているもので、南京大虐殺を実証するものです。

 同記念館の紹介によりますと、資料はアメリカキリスト教婦人訪中団が寄贈したもので、中には、当時の南京安全区国際委員会のベイツ委員が1938年1月10日、アメリカに送ったタイプ文書や記録写真、当時の南京国際赤十字委員であるミニー・ヴォートリン女史の写真などが含まれています。

 ベイツ委員は3ページあるタイプ文書の中で、「1万人あまりが殺害されたが、私の友人はもっと多くの人が殺害されたと推測している。武器を捨てた軍人ばかりか、女性や子供を含む多くの一般市民が殺害された。ドイツ人の友人は2万人あまりの女性が強姦されたとしており、それは先に書いた8000人より大幅に増えている」と述べました。

 同記念館の朱成山館長は、「寄贈された史料には大きな価値がある。特に、ベイツ委員のタイプ文書は最も貴重なもので、大虐殺時の事実を記録した証拠となる、中国を侵略した日本軍の犯行を直接に描いたものだ」と述べました。(万、大野)

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