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 南京大虐殺証言、国際基準で記録

2012-09-12 14:35:14     cri    
 旧日本軍南京大虐殺遭難同胞記念館が11日に明らかにしたところによりますと、同記念館は国際基準に基づいて南京大虐殺の生存者の証言を保存しているということです。生存者の人生の歩みを通じて日本の侵略戦争の罪を明らかにします。朱成山館長は、「今回取り組んでいる証言の保存活動は、年末には初歩的な成果を収める見込みだ」と述べました。

 南京大虐殺の生存者は特別な立場にあり、当時の戦争の被害者であると同時に、あの歴史の証人でもあります。南京大虐殺から75年が過ぎました。年をとるにつれ、多くの生存者が亡くなりました。今年は10数人の生存者がこの世を去りました。現在生きている生存者はわずか200人ほどで、平均年齢は80歳を超えています。

 80年代以来、一部の日本の右翼勢力は歴史教科書を改ざんするなどの手段を通じて南京大虐殺を否認し、中国を侵略した歴史を否認し、侵略戦争を美化しようとしています。

 生存者が次々に亡くなっていることが証言の保存活動の実施を促しました。記念館は旧日本軍南京大虐殺歴史研究会口述歴史分会を発足し、国際口述史の規範と基準に照らして、生存者の証言を記録しています。今回の証言記録作業は、南京大虐殺が生存者の人生に与えた影響をより重視しており、侵略戦争の罪がより深く反映されています。

 今回の証言記録作業は、文字、映像などの方法を併せて用いており、年末までにメディアを通じて公表できるよう尽力しているということです。(ooeiei、中原)暮らし・経済へ

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