会議は輪番国であるカンボジアのチャム・プラシディ商務大臣および中国の陳徳銘商務相、日本の枝野幸男経済産業大臣、韓国のパク・テホ通商交渉本部長が共同で主催しました。
その中で、陳徳銘商務相は「ASEAN10+3という仕組みは、スタートから15年来、東アジアの団結と協力の増進や地域経済の融合の深化、そして共同発展の分野の開拓という面で重要な役割を果たしてきた。去年、中国とASEAN、日本、韓国の貿易総額は中国の貿易全体の26%を占め、また、中国へのASEANおよび日本、韓国の投資は中国の外資誘致全体の13.7%となっている」と語り、「中、日、韓は年内に自由貿易圏交渉をスタートすることで見解の一致を見た。今年11月に開かれる予定の東アジア指導者会合期間中に正式スタートするためにも、三ヶ国は話し合いを続けていくべきだ」と述べました。
また、日本の枝野経済産業大臣と韓国のパク・テホ通商交渉本部長はASEAN10+3のメカニズムを高く評価し、「このメカニズムは東アジアで最も重要で効果的な協力メカニズムだ。今後もこの地域の経済発展を導く上で積極的な役割を果たすだろう」と述べ、年内に中、日、韓自由貿易圏交渉の開始を宣言するとの意向を示すと共に、高い水準の自由貿易協議を達成できるよう努力する考えを表明しました。(劉非 中原 )
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