イタリアの新聞「ラ・レプブリッカ」の22日の報道によりますと、ギリシャのサマラス首相はこのほど、ドイツの新聞「ビルト」の記者の取材に応え、ギリシャが経済改革と緊縮財政計画を実行することに、より多くの時間を与えるよう関連の国際支援機関に呼びかけました。
サマラス首相はその中で、「ユーロ圏を離脱すれば、ギリシャの経済は向こう5年間、マイナス成長が続き、失業率も4割上昇する見込みだ」と述べました。
オランダのデヤーヘル財務相はこの日、ギリシャの改革の 実行期限を延長することを否定しました。また、EU・欧州連合の今の議長国であるルクセンブルクのユンケル首相は、国際社会によるギリシャの支援について「10月、欧州中央銀行、EU(欧州連合)とIMF(国際通貨基金)がギリシャに対する報告を作成した後に決まる」とした上で、ギリシャのユーロ圏離脱に反対する意向を表明しました。(万、大野)
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