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 ヤオ・ミン、アフリカで野生動物保護を呼びかけ

2012-08-17 13:47:35     cri    

 野生動物の保護活動を行っている組織、ワイルドエイド (WildAid)のイメージキャラクターとして、元バスケットボール選手のヤオ・ミン(姚明)さんはこれまで野生動物の保護に力を入れてきました。自らが出演し「 ふかひれを食べるのはやめよう」と訴えた広告は国際社会でも大きな影響を呼び、人々に深い印象を残しました。

 このほどヤオ・ミンさんは初めてアフリカを訪れました。10日間かけて密猟反対をテーマにした野生動物保護のドキュメンタリーを撮影します。このドキュメンタリーは密猟、象牙、サイ製品の違法取引などの停止を呼びかけるために制作されるものです。

 16日にケニアの首都・ナイロビで行なわれた記者会見で、ヤオ・ミンさんは「非常に悲しいことです。人間が象からほんの小さな部分を取ることで、象は群れから離れて一人で暮らさなければならない。人間が奪っているのは象の一部ではなく、命そのものだ」と象牙の密猟現場を訪れた時の気持ちを語りました。

 なお、ヤオ・ミンさんは、この後南アフリカに向かう予定です。(陳博、吉野)国際・交流へ 

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