中国西北部の新疆ウイグル自治区のホータン地区にあるケリア県で北京時間の１２日午後６時４７分、マグニチュード６．２の地震が発生しました。

　関係部門は、いまのところ、今回地震で死傷者が出たという報告はないとしています。また、震源地から一番近い阿羌郷とロプ村では弱い揺れを感じましたが、被害報告はでていません。

　中国地震局の中央ネットによりますと、今回地震の震源地は北緯35.9度、東経82.5度で、震源の深さは30キロで、ケリア県の県庁所在地は震源地から北２００キロに離れたところにあり、阿羌郷とロプ村も約１００キロに離れているということです。

　新疆地震局地震観測センターの王琼主任は、震源地は海抜５０００メートル以上の昆侖山地区で、ここの半径５０キロ範囲は無人地帯だとしています。（路）暮らし・経済へ