中国の傅瑩外務次官は11日、カンボジアのプノンペンで開催された中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議について記者会見し、中国側が「南海各方面行動宣言」の尊重を強調したことを明らかにしました。
傅外務次官によると、各国は「南海各方面行動宣言」の実施を継続して進め、相互の理解と信頼を増進していくことを確認しました。この中で、中国側は「この宣言は中国とASEAN諸国が調印したものであり、共同して尊重すべきだ。そうしなければ信頼関係がマイナスとなる」と強調しました。
一部の国が「南海行動準則」の作成について交渉開始を提案したことを受け、中国側は「真剣に考えたい」としたうえで、「条件が整えば協議を始めたい」との姿勢を示したということです。(鵬、山下)
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