中国の胡錦涛国家主席は8日に、中国を訪問中のイランのアフマディネジャド大統領と会談しました。
胡錦涛主席は会談の中で、「中国は戦略的かつ長期的な観点から、イランとの関係を見ている」と述べました。その上で両国の友好協力関係の健全な発展推進について以下4つの提案を行いました。第一に両国指導者と政府機関、立法機関及び党の友好往来を強化すること、第二に段階を経て前進し、互恵協力の維持という原則を堅持しながら実務的な協力を推進すること、第三に人的交流と文化交流を強化し、両国国民間の理解を深めること、第四に重大な国際問題と地域問題における意思疎通と協調を保ち、地域の平和と安定を維持し、共同の発展を促進していくことの4点です。
これに対して、アフマディネジャド大統領は「イランは対話を通して自国の核問題を解決し、より積極な一歩を踏み出し、今後も関係各方面との意思疎通を保っていきたい」との考えを表明しました。(万、吉野)
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