フランス内政省が6日夜発表した投票結果によりますと、社会党のフランソワ・オランド(Francois Hollande)氏が、大統領選挙の決選投票で勝ち、フランスの次期大統領に当選しました。
これを受けて中国外務省の洪磊報道官は7日北京で、「中国側はフランス側と協力し、相互に尊重し合い、平等に付き合い、互いに相手側の核心的利益を配慮することを原則とし、長期的、かつ戦略的な立場で両国関係を見なし、処理していきたい」と述べました。
洪報道官は席上、「両国関係の健全で安定した積極的な発展の勢いを保つことは、両国および両国国民の根本的な利益に合致するだけでなく、世界の平和、安定と発展にもプラスとなる。中国はオランド氏がフランスの次期大統領に当選したことに祝意を表す。中国側はフランス側と共に、両国の戦略的パートナーシップの更なる発展を推進していきたい」と述べました。
また、オランド氏の大統領当選について、中国社会科学院欧州研究所社会文化研究室の田徳文主任は、「オランド氏が打ち出した改革策は民意にかなうものなので、その当選は想定内のことだ」とした上で、オランド氏の就任後、フランスと中国との外交関係、経済協力と貿易はあまり変わらないだろうとしています。(ZHL)
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