フランスを訪問中の中国共産党中央政治局常務委員会の賀国強委員は4日、「新しい情勢の下で、中国はフランスと共に努力し、両国の経済貿易協力を一段と強化すると共に、両国民の福祉を一層促進していきたい」と述べました。

　これはこの日の夜、中仏工商界の主催による晩餐会に出席した際に述べたものです。賀国強委員は、「経済貿易協力は両国関係の重要な基盤であり、両国関係が持続的に発展するための重要な原動力でもある。両国の経済貿易協力を一段と強化するため、次の提案を行う。第一に、双方の貿易規模を拡大すること。第二に、原子力、航空、鉄道などの分野における協力を強化すること。第三に、エネルギー、環境保全、バイオ技術など新しい分野における協力を切り開くこと。そして第四に、双方向の投資協力を強化することだ。中国はより積極的かつ自主的な開放戦略を実施し、新たな開放分野と空間を絶えず切り開き、各側との共通利益の拡大に取り組み、世界各国との互恵協力と共同発展を実現させるよう努力していく」と述べました。（翻訳：董燕華）