中国農業省の李家洋次官は11日に開かれたフォーラムで、「中国の食糧生産高は絶えず成長しており、全体的な食糧安全保障状況は改善された」と発表しました。
李家洋次官の紹介によりますと、中国の作付面積は基本的に変わらないものの、食糧生産高は1949年の1132億キロから2011年には5712億キロに増加し、同時期の一人当たりの食糧保有量は209キロから426キロに増加しました。このことから、中国の食糧安全保障の全体的な状況が改善されたといえます。
李次官はまた、「改革開放以来の中国は、工業化と都市化の発展と共に国民の生活レベルが持続的に向上している。食糧消費の水準や構成も変化しており、食糧生産には依然として大きなプレッシャーがかかっている」とし、中国が今後食糧の持続的な成長や食糧生産の「高生産・安定生産・高品質・高効率・エコ・安全」という目標を実現するための根本的な道として、農業科学技術のイノベーションと進歩を挙げ、「それが中国の食糧安全保障や農業の近代化にとって強力な後押しとなる」と語りました。(白昊、中原)暮らし・経済へ
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