中国水利省の高官はこのほど、「国の食糧安全を確保するため、向う10年、節約型の灌漑技術の運用に全力を挙げていく。2020年までに、灌漑率を55%以上に引き上げていき、向う10年の農業用水の年間使用量を増やさないようにする」と語りました。
それによりますと、「第11期5カ年計画」の期間中、灌漑で節水技術を利用した農業用地は新たに613万ヘクタール増加し、節水能力を150億立方メートルあまり向上させました。食糧の連続的増産を維持しながら、農業用水の使用量をほぼ増やさなかったのです。中国は向う10年、水資源のある地域で新たな灌漑施設を建造し、2020年までに、その灌漑面積を6000万ヘクタールあまりに広め、完全に気候に頼っていたという昔の農業生産様式を変えていきます。(万) 暮らし・経済へ
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