上海社会科学院年と地域研究センターは9日、『2012国際都市発展報告』を発表しました。報告は、「中国の大都市は『都市病』が一気に発生する時期に入っている」としています。
また、中国は昔から、農業大国ですが、ここ数年、都市部が速いスピードで発展したことによって、中国の人口構造が著しく変わったとも報告しています。国家統計局が今年1月に発表したデータによりますと、2011年末までに、中国都市部の人口は総人口の51.27%を占め、初めて50%を突破しました。
また、地方の発展状況から見ると、各大都市の発展段階はそれぞれ違いがあるものの、大部分が「中心市街地化」と「郊外化」、の大切な時期に当たっています。この階段では、都市部の人口は急速に増加し、先見性にかける都市計画との間の矛盾が顕著になり、都市のインフラ許容量が不足することになります。これによって、交通渋滞、環境汚染、秩序の乱れなどの問題が次々に現れ、都市の発展の継続が制約されます。今後、中国の各大都市は、こう言った「都市病」が一気に発生する時期に入ると予測されています。都市病は大都市の穏やかな発展を制限する最大の問題となるので、都市機能の管理を強化することは、一刻の猶予も許されないということです。(オウギ/高橋)暮らし・経済へ
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