パレスチナとイスラエルの代表は3日にヨルダンの首都アンマンで直接対話を行いました。双方は今後、アンマンで一連の会談を行い、1年間停滞していた中東和平プロセスの再開について交渉することで合意しました。これに対しアメリカとロシアは4日に積極的に評価を示しました。
アメリカ国務省のヌーランド報道官は4日にワシントンで、「パレスチナとイスラエルが3日にヨルダンで行った中東和平プロセスの交渉再開は建設的なものだ」と評価し、今後双方が行う予定の会談を支持する意を表しました。さらに「今後、対話の重点は領土と安全問題に絞られるだろう。双方は全面的な和平提案を提出して、正式交渉の基礎を固めてほしい」と述べ、「中東問題の関係4者は双方が今月26日までに全面的な和平提案を提出することを望んでいる」と明らかにしました。
一方、ロシア外務省は声明を発表し、「ロシアはイスラエルとパレスチナの対話プロセスを支持し、関係各方面は建設的な立場に立って中東和平ロードマップに定めた義務を真剣に履行すると共に、信頼できる措置を策定して確実に施行し、ユダヤ人の入植地問題などにおける一方的、或いは挑発的な行動に反対すべきだ」と述べました。(01/05 Lin、吉野)
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