パレスチナの旗が13日、ユネスコ・国連教育科学文化機関のパリ本部で掲揚されました。
パレスチナ自治政府のアッバス議長がユネスコのボコヴァ事務局長などユネスコの高官と共にこの掲揚式に出席しました。
ボコヴァ事務局長は席上、パレスチナのユネスコ加盟に歓迎の意を示した上で、両者が協力し、域内の世界遺産を保護し、域内の歴史教科書を共同で編纂するようパレスチナとイスラエルに呼びかけました。
アッバス議長は席上「ユネスコは、パレスチナを正式メンバーとして受け入れた初の国連機関だ。パレスチナはこれからも教育、科学と文化の面で、ユネスコとの協力を強化していく」と強調しました。アッバス議長はさらに、「今日の『歴史的瞬間』が、パレスチナによる他の国連機関への加入にとって良い兆しとなるよう願っている。われわれはイスラエルとの和平交渉を再開したいが、その前提としてイスラエルが入植地の拡大活動を停止しなくてはならない」とのパレスチナの立場を強調しました。(朱丹陽 中原)国際・交流へ
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