パレスチナ自治政府のリヤド・マリキ外相は12日に、安保理がパレスチナの国連加盟投票を行うまで、引き続き加盟を求めていくことを明らかにしました。
パレスチナの国連加盟への申請を巡って安保理の委員会が11日に報告書を採択し、安保理に提出しました。しかし、報告書はパレスチナの加盟に関する投票を行うかどうかについては提案していません。
この報告書は「全会一致の結論を出すのは不可能であり、安保理に一致した提案はできない」としました。
「国連憲章」によれば、パレスチナの国連加盟を認める決議が採択されるには、15カ国のうち、9カ国以上の賛成と常任理事国が拒否権を行使しないことが必要です。現在、レバノン、ロシア、中国、ブラジル、インド、南アフリカ、ガボンとナイジェリアの8カ国は賛成していますが、アメリカが反対を表明しており、その他の国は棄権しています。(Katsu、吉野)国際・交流へ
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