エジプトを訪問中のパレスチナ自治政府のアッバス議長は21日に、「パレスチナ解放機構(PLO)はすでに中東問題に関係する 4者がパレスチナとイスラエルの和平交渉再開について発表した声明を受け入れ、この立場を4者の代表に伝えた」と述べました。
アッバス議長はこの日、エジプトのアムル外相と会談した後の記者会見で、「イスラエルが中東問題に関係する4者の、この和平交渉再開についての声明を受け入れれば、パレスチナは交渉のテーブルに再び戻る。しかし、和平交渉が再開しても、パレスチナはこれより前に国連安保理へ提出した国連への正式な加盟の申請を撤回しない」と述べました。
今年9月23日に、パレスチナは国連安保理に加盟申請を提出し、パレスチナが国連の正式な加盟国になることを許可するよう国連に求めました。同じ日、中東問題関係4者は声明を発表し、パレスチナとイスラエルがこの1ヶ月以内に、和平交渉を再開、六ヶ月以内に実質的な進展を上げ、2012年末までに、枠組協定に達するよう提案しています。(董燕華、高橋)
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