国連総会の一般討論に参加しているパレスチナ代表団のナビル・シャース報道官は、21日「元の計画通り、安保理を通じて国連への加盟を申請し、安保理に少し検討の時間を与える。安保理がこの申請について議論する前に、我々がほかの選択を考慮することはない」と述べました。
ナビル・シャース報道官は、また「パレスチナは、加盟の申請を国連総会に提出する可能性もあるが、いつ提出するかはまだ決めていない」と明らかにしました。
アメリカのオバマ大統領は、国連総会で演説し「パレスチナ人が自らの国を持つべきだという考えは変わっていないが、その国はイスラエルとの和平交渉を通じて樹立されるべきである」と述べました。
これに対して、シャース報道官は不満を表わし、「国連加盟を申請する主な理由は、パレスチナがずっとイスラエルの占領下に置かれているということだ」と指摘しました。(任春生、大野)国際・交流へ
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