香港は小売業が発達していますが、店舗の賃貸料も増える一方です。このほど行われた「世界最高級ショッピング街の賃貸料大調査」によりますと、銅鑼湾地区の店舗は平均の賃貸料が1平方フィート(約0.09平方メートル)で1263香港ドル(約1万2443円)となり、アメリカのニューヨーク5番街に次いで世界二位となりました。
また、香港の新聞『文匯報』によりますと、世界の不動産コンサルティング会社―「高緯環球(CUSHMAN&WAKEFIELD)」は去年6月から1年間、世界の63の地域や278の最高級ショッピングエリアに対して年度調査を行いました。その結果、この1年間で半分以上のショッピングエリアの賃貸料が上昇し、アジア太平洋地域での平均上げ幅は12.2%になったということです。
世界の主要都市の店舗賃貸料ランキングにおいて上位三位は去年と同じでした。一位は引き続きアメリカニューヨークの5番街で、平均1463香港ドル(1万4412円)/平方フィートとなり、去年より22%増えました。二位は中国香港の銅鑼湾高級店舗で、平均1260香港ドル(1万2412円)/平方フィートとなり、16.7%増えました。三位は日本の東京・銀座となっています。
なお、北京の王府井は平均246香港ドル(2423円)/平方フィートで、去年の倍に増え、ランキングでは16位になっています。(オウギ、小野)暮らし・経済へ
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