中国の楊潔チ外相は3日、アルバニアメディアのインタビューの中で「中国は国際金融市場において、責任を負う投資者としてユーロ圏およびユーロに一貫して確信を持ち、欧州金融市場を中国の主要投資市場としてきた」と述べました。
楊潔チ外相は「中国は、主権債務問題によって欧州の経済、社会発展にもたらされた問題を非常に注目し、欧州連合(EU)と国際通貨基金が積極的な措置を講じ、情勢を安定させ、発展を回復させることを支援する。また、積極的な行動を取ることで、欧州国のリスク防止にできるだけの支援を提供した」と述べました。
楊潔チ外相は、中国と東南欧州諸国の関係にも触れ、「ここ数年、東南欧州の情勢は安定し、各国間の互恵協力が絶えず強化された。中国と地域諸国との協力に、より有利な条件を作り上げた。中国とこれら諸国の協力がますます拡大されていくだろう」としました。
さらに、アルバニア政府が台湾の住民に対しビザの待遇を与えることに対して、楊潔チ外相は「われわれは台湾同胞の外国観光、ビジネス活動に異議を持たないし、これに必要な便宜を提供したい。しかし、両岸関係がいかに変化しても中国政府は『一つの中国』の原則を堅持し、『一つの中国一つの台湾』、『二つの中国』に反対し、『台湾独立』に反対する立場は変わらない。われわれは、アルバニアが『一つの中国』の政策を実施することを高く評価する。アルバニアが関連問題を適切に処理できると確信する」と示しました。(翻訳:董燕華)
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