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 北京市、8月から廃車に政府補助金

2011-08-01 16:35:16     cri    
 8月1日から来年の年末まで、北京市民は古い車を廃車にすると、2500元(約3万円)から最大14500元(約17万5千円)の補助金を政府から支給されることになりました。

 この他、新車に買い換えた場合2000元(約2万4千円)から最大1万元(約12万600円)の補助金をメーカーから取得でき、新車価格から補助金相当額を値引きされるということです。

 北京市環境保護局はこのほど、「廃車促進に関する条例案」を正式に発表しました。この条例案でいう「古い車」とは6年以上経過したもので、国4排ガス基準(国家第4段階自動車排気ガス基準)に適合しない乗用車、貨物用自動車と作業専門車のことを指しています。主に対象となるのは、国1排ガス基準、国2排ガス基準に適応している小型乗用車と大型ディーゼル車です。

 現在、北京市の自動車保有台数は500万台近くで、その内8年以上経過した車は26.6%になり、排出ガスの量からいうと総排出量の60%を占めることになります。

 これに対応するため、補助金などの経済政策を通じて、廃車を進めることは国際的にはよく行われます。「第12次5ヶ年間計画」の期間中の北京市の環境保護目標は、40万台の古い車を廃車にし、自動車からの窒素酸化物の排出量を約1.1万トン減らすことです。(翻訳:陳博 チェック:高橋)

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