交通渋滞を緩和するため、北京市は2011年1月26月から自動車新規購入の抽選制を実施しています。今日6月26日は第6回となる抽選が行われ、57万人を超える申請者の中から4000人が当選し、当選確率はこれまで6回のうちで最低の32.8：1でした。これまでの当選数は11万7600件となっていますが、このうち、個人当選が10万5600件で、組織・団体が残りの1万7600件を占めています。

　なお、これまで当選した個人のうち、実際に車を購入した割合は僅か35％で、うち10％が中古車でした。7月26日は第一回の当選者の自動車購入期限となっており、この期限内に購入しない場合、抽選で獲得した自動車の購入許可も無効となります。

　北京市自動車購入調整管理事務局のデータによりますと、2011年6月8日24時までの統計で、自動車の新規購入申請件数は57万7856件に達するということです。（訳：トウ徳花　チェッカー：中原） 暮らし・経済へ