パレスチナ解放機構(PLO)主流派ファタハとイスラム原理主義組織ハマスとの和解合意に、イスラエルが反発したことを受けて、ハマスの幹部ハニヤ氏は29日に、PLOに対して、イスラエルの存在承認を撤回するよう呼びかけました。
ファタハとハマスは、このほどエジプトの首都カイロで、和解に向けた基本合意を達成しましたが、イスラエルのネタニヤフ首相がこれに反発し、パレスチナ自治政府のアッバス議長に対して、「イスラエルとの平和かハマスとの平和か、どちらかを選ばなければならない」と警告しました。これを受けて、アッバス議長はイスラエルに対し、「パレスチナとの平和か入植地の建設か、どちらかを選ばなければならない」と反論しました。
また、ハマスのハニヤ氏は、「PLOはもっと強く反発し、イスラエルの存在の承認を撤回すべきだ。イスラエルの存在そのものが違法だ」と強調しました。(翻訳:鵬)国際・交流へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |