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 中東欧、影響力が高まり、EU権力の重点を東へ

2011-02-28 15:30:28     cri    
 2011年2月、中東欧地区の外交活動が頻繁になり、EUの輪番議長国・ハンガリーがEU定例会議を開催したほか、ヴァイマール三角連合サミットとヴィシェグラード・グループサミットが開催されました。これらの会合では中東欧の戦略的地位が高まり、ドイツとフランスなど「古いEU」諸国が「新しいEU」諸国の影響力を重視し、EU権力の重点を東へ移す傾向が現れ始めています。

 2月の始め、ヴァイマール三角連合のフランス、ドイツ、ポーランドの3ヶ国の首脳はワルシャワでサミットを行いました。今回のサミットでは3ヶ国の首脳はポーランドがEUの議長国を努める期間の重点項目をめぐって討議を行ったほか、フランスとドイツにとって、重要だったのはユーロ圏の競争力協定に対するポーランドの支持を求めることでした。この協定は3月開催予定のサミットで提出され、各加盟国の首脳に審議される予定です。ポーランドはユーロ圏の国ではありませんが、EUの中で経済発展が最も早い国の1つであり、ヨーロッパでの経済的地位が急速に高まっています。これによって、ドイツとフランスはポーランドが1日も早くユーロ圏に加入して、競争力協定を支持することを期待しています。ただ、ポーランドのトゥスク首相は競争力協定に懸念を示し、「ポーランドは急いでユーロ圏に加入するべきではない」との考えを示しました。

 2月中旬、ヴィシェグラード・グループサミットがスロバキアで行われました。開催期間、ポーランド、ハンガリー、チェコ、スロバキアの4ヶ国の加盟国の首相がこのサミットに出席したほか、ドイツのメルケル首相とオーストリアのファイマン首相も出席しました。各国の首脳はこのサミットでエネルギー、経済管理など分野で地域協力や政策強化などで合意しました。この2つのサミットの結果によりますと、ドイツ、フランスなどのEU大国はポーランドなど新しいEU加盟国の立場をより重視し、EUの戦略決定メカニズムの中で相互尊重し、協力の強化を期待していることが分かりました。

 中東欧諸国の影響力の高まりとEU権力の重点を東へ移すことは中東欧諸国の経済実力が高まった必然的な結果であり、また欧州一体化プロセスの要求です。地域のバランスを取るために、古いEU諸国はEUの大局を重視し、一部の国家利益を放棄し、中東欧に権力を譲ることが迫られています。

 今後、より多くの中東欧諸国がEUに加盟するのに伴い、中東欧諸国がEUの中で占める地位は更に高まりつつあり、EUの戦略的な重点は次第に東へ移ることになります。(翻訳:huangjing)

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