イエメンのサレハ大統領は19日、「反政府デモはイエメンの安全と安定に対してめぐらされた陰謀だ」と指摘しました。
イエメンの国営通信社によりますと、サレハ大統領は19日、アムラン州の政府関係者および部族の指導者と会議を開き、「一部の不法分子とペテン師は民衆を扇動し、国を内戦状態に陥れた。罪のない民衆がこの陰謀のために代価を支払うことになる」と述べました。
また、外国人記者を含む約20名の記者が18日の反政府勢力と政府支持勢力との衝突に巻き込まれたのを受け、サレハ大統領は、治安部隊に現場で取材する記者の安全を確保するよう求めました。
1月15日から、首都サヌアなどイエメンの各大都市でデモが行われています。現在までに、3人のデモ参加者が死亡、100人以上が負傷したということです。(翻訳:董燕華)国際・交流へ
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