ロシアのラブロフ外相は1日、「北大西洋条約機構(NATO)がまだロシアを敵と見なしているとは思わない。今月20日にリスボンで開かれるNATO・ロシア首脳会議で、双方のパートナーシップの強化に向けた新たな戦略的構想を達成できるよう期待している」と述べました。
これは、ドイツのウェスターウェレ外相と会談した際、述べたものです。ラブロフ外相は「ロシアは、NATOのミサイル防衛計画への参与について、いくつかの案ができている。リスボンで開かれる首脳会議で、ミサイル拡散防止について合意できるよう期待する」と述べました。
また、アフガニスタン問題について、ラブロフ外相は「ロシア軍はカブールに戻ることはない。ただ、アフガニスタンでの麻薬犯罪の取締りでは、アメリカとアフガニスタンとの協力を続けていく」との立場を示しました。(鵬)
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