NATO・北大西洋条約機構のラスムッセン事務総長は29日、声明を発表し、「NATOは今後数ヶ月の内にコソボ駐留の軍隊を大幅に削減し、現在の1万人から約5000人に減少することを決めた」と明らかにしました。
ラスムッセン事務総長は、「この決定は、コソボの治安情勢が絶えず改善されたことによって下されたものである。NATOがコソボの安全環境を確保する任務は変わることはない。コソボ駐留のNATOの部隊は依然として快速な配備と有効な行動能力を持っている」と述べました。
NATOは1999年ユーゴスラビア連邦共和国を空爆した後、同年6月から、コソボに多国籍平和維持部隊を配備しました。当初は5万人だった駐留軍の数も、コソボ治安情勢の好転につれて次第に削減され、今年の初めには1万人まで減少したということです。(翻訳:玉華 チェック:新出)
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