NATO・北大西洋条約機構のラスムセン事務総長は14日、「NATOはアフガニスタン政府とタリバン勢力との和平交渉を支援する意向である」と述べました。
ブリュッセルで14日、NATOの加盟国28ヶ国の外相と国防相による会議が開催され、ラスムセン事務総長は会議後の記者会見で、「要請があれば、われわれはこの和平交渉にできる限りの支援を提供する。アフガニスタンの和平はアフガニスタン政府が主導するべきである。武器を放棄し、武装勢力と関係を断絶した人々をNAROは受け入れる準備がある。タリバンへの軍事的圧力は依然重要である」と述べました。
この会議に出席したアメリカのゲーツ国防長官は、「タリバンとの和平交渉はアフガニスタン問題の解決にプラスとなる。われわれは全力を挙げてこれを支援する」としました。クリントン国務長官は「タリバンとの和平交渉は始まったばかりで、成果を期待できるかはまだ断定できない」と述べました。
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