ジュネーブ駐在の中国国連代表団の団長である何亜非大使は4日、第61回国連難民執行委員会の一般討論で発言し、「世界の難民問題を解決するため、UNHCR・国連難民高等弁務官事務所は、より総合的な解決策を策定し実施する必要がある」と語りました。
何亜非大使は、「2009年、UNHCRの援助を受けた難民の数は1040万人に達し、その大部分はアジアとアフリカに集中している。難民問題を解決するため、まず、貧困の根本的な原因を見出し、予防にも注意すること。そして、国際情勢の発展に合わせて、難民保護の理念を見直し健全化すること。また、国際協力を続け、責任を分担することなどが必要である」と述べ、さらに、問題と関わりのある世界の国々は関連する国際機関と協力して、難民問題の解決に取り組むよう呼びかけました。(10/05 翻訳者:Lin チェッカー:Kokusei)
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