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アフガンの和平大会議、成果が問われる

2010-06-03 16:46:28     cri    
 アフガニスタン国民平和大会議が2日カブールで開かれています。これには各クラスの議会の議員、政府高官、部族の指導者凡そ1600人が出席して、国内和解策について議論しあっています。

  この会議はアフガニスタンの伝統的な部族指導者の会議で、1000年あまりの歴史を持っていると言われています。今回会議の会場は長さ60メートルある大きなテント内で行なわれ、代表たちは28のグループに分かれています。

 カルザイ大統領は開幕式で、内戦終了と米軍の撤退などの計画を説明した上で、タリバンを含む反政府武装勢力に、武力を放棄し、国民殺害を停止し、政府による和平プロセスに加わるよう呼びかけました。

 この会議は和解政策を推し進める重要な一歩だと見られ、アナリストは「アフガニスタンの複雑な情勢から見れば、会議は、その実質的な意義より象徴的な意義が大きい」と見ています。

 この会議の主な目的はタリバンを説得することです。カルザイ大統領が提案した和解案には、武装勢力と分裂しようとするタリバンの兵士に、必要な訓練や雇用チャンスを提供すること、国連が一部のタリバンの指導者を「テロリスト・リスト」から外すことなどが盛り込まれています。これに対して、タリバンは会議開催の前に、この会議の開催を反対する声明を出すと共に、会議の開催はアメリカの陰謀であり、われわれは外国侵 略者と戦う聖戦をこれからも継続すると明言しています。

 一方、アメリカなど西側諸国はこの会議の開催を支持すると表明しているものの、大した期待はしていません。実際にアメリカは、カルザイ大統領がタリバンと和解することを望んではいないのです。それは和解が実現してしまうと、アメリカの作戦計画に影響を与えてしまうからです。アメリカは、まもなく始まるカンダハール作戦の成功を最も期待してるのです。

 今回の会議について、アナリストは「タリバンは短期間内に根本的な立場を変えることがないので、今回の会議は国内の和平プロセスを推し進めるという役割は限られてくる。アメリカが夏に発動するタリバン武装勢力への攻撃作戦は中止されないだろう」としています。

 (朱丹陽)

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