このほど発表された「世界高級品協会2009-2010年度報告」によりますと、中国は贅沢品の消費の面で、日本に次ぐ世界第二位になったということです。
報告によりますと、金融危機発生後、世界ぜいたく品消費は大幅に減少したが、中国は94億ドルの売り上げまで増やし、全体の27.5%を占めており、初めてアメリカを超え、日本に次ぐ第二位になったということです。
ぜいたく品とは、生活に直接必要のない高価な品です。「中国青年報」はこのほどインターネットを通じて、2600人のネットユーザーに対してアンケート調査を行いました。その結果として、9割近くの人は身近にぜいたく品を持つ人がいると答え、6割近くの人は「好きだけど、買えない」と答えています。
ぜいたく品を消費する原因について、専門家は、経済成長につれて、十分な消費能力を持つ人も増えてきている。二つ目は衆に従うという考え方がある。さらに社会地位、自己満足も重要な原因だと見ています。
一方、現在の中国はぜいたく品消費の時代にまだ入っていないと専門家が指摘しています。全体的に言えば、中国ぜいたく品消費の規模は異常的なものであり、貧富の差がまだまだ大きい中国では、ほとんどの人はぜいたく品を消費する能力がありません。合理的なぜいたく品消費は自分の本当のニーズや経済力から出発し、周りの目線に合わせる必要はありません。専門家は正しい消費理念を呼びかけています。(翻訳:ooeieiチェック:畠沢)
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