全人代代表でもある、首都鉄鋼グループの朱継民・取締役が北京で6日、「中国の鉄鋼製造業はまだ調整期にあり、困難とチャンスに直面している」と語りました。
全人代に出席している朱取締役は6日、取材を受けた際、「中国の鉄鋼製造業はまだ調整期にある。国際的な枠組みに関する協定がまだ締結されていないことや、経済の回復によるエネルギーと原材料の値上がりなど、不利な要素が国内外に多く存在している」と指摘しました。
一方、「中国経済の好調や、国際経済の回復、中国の自動車製造業と設備製造業の拡大、高速鉄道への投資増加などが、先進的な鉄鋼製造会社に発展のチャンスをもたらすだろう」、と朱取締役は分析しました。(取材・文章:李いつ豪)
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