中国の楊潔チ外相は7日、「この10年間で、ますます多くの国が、冷戦思想やゼロ・サムの考え方は時代にそぐわず、互恵共栄こそ生存と発展だと意識するようになった」と述べました。
楊外相はこの日、北京で開かれた第11期全国人民代表大会第3回会議の記者会見で、「この10年間は危機と変革の10年であり、また、協力と発展の10年だった。この間に、『9・11』同時多発テロやイラク戦争、国際金融危機、発展途上国の急成長など、多くの出来事が起こった。これらの出来事は国際関係を押し進め、国際関係に重要な変化をもたらした。世界は現在、多極化、多国間主義、国際関係の民主化に向かって発展しているというのが中国の認識だ。それと同時に、気候変動対策、エネルギー資源や公共衛生の安全など、地球規模の課題もますます顕著になっており、ますます多くの国が、互恵共栄こそ生存と発展の道だと認識するようになてちる」と述べました。(翻訳:玉華)
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