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新疆豪雪、牧畜民がラジオで被害を予防

2010-01-22 14:11:14     cri    

 現在、新疆ウイグル自治区では、農牧民が60年ぶりの豪雪による被害を受けています。新疆ウイグル自治区北部のアルタイ市から離れたカザフ族が居住する牧場では最低気温が零下40度以下となっています。

 ここに住んでいる胡尓馬斯一家はストーブを囲んでカザフ語のラジオ番組を聴いています。50歳の胡尓馬斯氏は、「10年前にも、大雪が降った。事前の準備をしなかったため、100匹以上の家畜を凍死させた。それから、我々はどこにいってもラジオを持っていく習慣になった」と述べました。

 胡尓馬斯氏の話によりますと、21戸の家庭はラジオ放送の天気予報を聞いて、すでに事前準備に備え、今回の豪雪による災害を最小限に抑えました。牧畜民はラジオ放送で政府が被災地への救援物を配布しているのを聞いて、心が温かくなり、政府に感謝しているということです。

 現在、中国の多くの地域では、インターネットテレビ・ラジオのネットワークがすでに開通されましたが、山の奥または遠い地域ではまだ開通していません。(万、畠澤)

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