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パレスチナ、イスラエルとの和平交渉を拒否

2009-11-26 11:12:12     cri    
 パレスチナ自治政府のナビル・アブ・ルデイネフ報道官は25日、イスラエルがヨルダン川西岸とエルサレムにあるユダヤ人入植地を完全に凍結しない限り、パレスチナ側は和平交渉の再開を断固として拒否する立場を表明しました。

 パレスチナ政府のWAFA通信社によりますと、これはイスラエルのネタニヤフ首相がこの日、和平交渉の再開に関する条件を新たに提示したことを受けて述べたものです。ルデイネフ報道官は、「和平交渉の再開は、イスラエルがヨルダン川西岸とエルサレムにあるユダヤ人入植地を完全に凍結した上で討議すべきだ。パレスチナ人とアラビア人にとって、エルサレムは譲ることのできない最低条件であり、エルサレムを排除した交渉条件は受け入れられない」と述べました。

 イスラエルのネタニヤフ首相はこの日の夜、エルサレムで開かれた記者会見で、パレスチナとの交渉を再開させるため、向こう10ヵ月間、ヨルダン川西岸にあるユダヤ人入植地の新規建設を許可しないことを発表しました。イスラエル安全内閣はこの日、この決定を承認しました。この決定によりますと、凍結範囲には以前許可された3000棟の家屋や、紛争のある東エルサレム地区は含まないということです。(11/26 翻訳者:Lin)

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