選挙を運営するパレスチナ独立中央選挙委員会は12日、「来年1月24日予定だった自治政府の議長と立法委員会の選挙は予定通りに行うことができないため、アッバス議長に延期を提案した」と明らかにしました。
パレスチナMaan通信によりますと、アッバス議長事務室で討議されてから、アッバス議長が結果を発表するということです。
ファタハのアサフ報道官は、選挙が予定通りに行われない原因について、「ハマスがファタハとの内部和解を拒み、ガザ地区の有権者の選挙参加を禁止している。この状況で選挙を実施すれば、パレスチナ内部の分裂が深刻化していく」とみています。また、アサフはその後発表した声明の中で、ハマスのボイコットはパレスチナの政治制度を意図的に破壊する行為だと非難した上で、「ハマスが新しい機構を設立し、ファタハに変わろうと脅かす行為は、パレスチナ国民の利益を損なうものだ」と強調しました。(朱丹陽)
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