国連安保理は8日、アフガニスタン駐屯のNATO・北大西洋条約機構の国際治安支援部隊（ISAF）の任期を12ヶ月延長するという決議を可決しました。

　この決議には、国際治安支援部隊はその使命履行のために必要であればすべての措置を講じてもよいという権限を与えることも含まれていいます。この決議はまた、各国がNATO部隊に人員、装備とその他の物資を提供するよう呼びかけました。

　安保理は、この日声明を発表し、カブールのインド大使館付近で発生した自爆テロ事件を強く非難しました。イギリスのジョン・ソワーズ国連大使はこれについて記者団に、「今回のテロ襲撃事件は、タリバンがアフガニスタン国民と国際社会にもたらす危険性はなおも大きく、アフガニスタンにおける国際社会の努力は非常に重要であることを意味する」と述べました。（翻訳：任春生）