ドイツのメルケル首相が6日、ベルリンでイギリスのブラウン首相と会談した後、ドイツ、イギリスとフランスが年内にアフガン問題を検討する国際会議を共同主催し、アフガンの国民と政府が国家の管理における役割をどのように果たせるかについて検討すると明らかにしました。
メルケル首相は、ブラウン首相と会談した後の記者会見で、「アフガン政府には自力でより多くの責任を負う心構えが必要である。アフガン政府の自立を実現できれば、アフガンに駐屯する多国籍軍が逐次に撤退することができる」とした上で、「会議ではアフガンの安全情勢のアセスメント、アフガン政府の行政能力の向上、アフガン治安部隊の養成、法治国家の建設などをめぐって検討する」と述べました。
イギリスのブラウン首相は、「アフガン政府、NATO・北大西洋条約機構とアフガンに軍隊を駐屯しているすべての国は、いかにアフガンの安全を確保しながらその発展を推し進めていけるかを真剣に考える必要がある」と述べました。(翻訳:KH)
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