チベット自治区ラサ市農牧局によりますと、「野菜かご」プロジェクトによって、ラサ市の野菜自給率が高くなり、夏は85%、冬でも60%に近づくようになりました。
30年前、チベットの野菜供給は大きな問題でした。ジャガイモ、大根、白菜がメインで、しかも供給は需要に追いつかなかったのです。ほかの野菜はほとんど外部からのものでした。1981年の記録から見ますと、チベット住民が25日間で1キロの野菜しか食べられなかったということです。
近年来、ラサ市政府はエコ野菜の生産基地建設に力を入れ、市全体の野菜供給を保障し、農産品の消費安全を確保しています。現在、ラサ市のエコ野菜生産基地の面積が310ヘクタールに達し、去年より新たに5割増えたのです。(翻訳:ヒガシ)
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