1時間目 中国さくら便りその④、日本経済文化講演会を取材
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ここ数日北京では一気に気温が上昇しました。最高気温が20度の日もあり、びっくりしたのか花があわてて開花しています。CRI日本語放送の「2015春便り」はお陰様で、たくさんの投稿をいただいています。どこにいても、春を愛し、美しい花に陶酔する気持ちは一緒だなと、つくづく思う今日この頃です。
さて、こんな春爛漫の北京からお届けする今週の番組は、前半の「旬な話題」で今年からネット生中継を始めた武漢大学の桜、初めて開花予報が出されるようになった北京の桜など、各地の桜便りを紹介します。合わせて、中国国内における桜の観光産業の現状の紹介も。
後半の「スペシャル・バスケット」では、北京にある日本大使館で開かれた日本経済文化講演会でのインタビューをお届けします。昨秋、中日両国の経済関係の現状に危機を覚えた経済界33人が共同執筆した「日中関係は本当に最悪なのかー政治対立下の経済発信力―」。この執筆者の有志の呼びかけで始まったシリーズ講演会の3回目を取材しました。今回は、文化と経済がテーマで「日本さくらの会」選出の元「桜の女王」工藤園子さんと、イオン(中国)投資有限公司の董事長兼総裁の羽生有希さんの講演がありました。開演前には「茶道」のお手前が披露され、参加した多くの中国の若者も存分に日本文化を堪能しました。参加者はどんな感想を持ったのか?詳しくはどうぞ番組をお聞きください。
2時間目 「知日」関係者に聞く~日本語ダイジェスト版に寄せた思い
以前「ハイウェー北京」で取り上げたこともある「知日」。2011年、中国人の若手編集者の自主企画により創刊された日本紹介雑誌(ムック)です。
4年あまりの間に、20数冊も刊行される人気ぶり。その日本語ダイジェスト版が1冊の本になり、1月5日に潮出版から発売されました。タイトルは「知日 なぜ中国人は、日本が好きなのか!」
紀伊國屋書店新宿本店の店頭に平積みされている「知日」とその日本語ダイジェスト版
発売後、これまでに2回の増刷を重ね、現在も人気沸騰中の本となっています。
毛丹青主筆(作家、翻訳家、神戸国際大学教授)
中国人若者が何故このような雑誌を作ろうと思い立ったのか、どのような人たちが雑誌作りに携わっているのか。また、何故こうした日本を紹介する中国の雑誌が、逆に日本語になって、日本人向けに出版されたのか。
蘇静編集長 馬仕叡アートディレクター
中日関係に何かと不穏なムードが漂う中、様々な人が強い思いを抱いてようやく実現した企画だったと言えます。そんな人々の思いにフォーカスします。2月14日に北京で行われた関連イベントでの取材を中心に構成しました。
2月14日北京で行われた「知日」日本語ダイジェスト版出版記念の会場
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