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1時間目 担当:王小燕、高橋恵子(中国さくら便りその①、「知日」日本語ダイジェスト版発売記念行事)
北京の春は強い風が運んできます。最近、風はビュービューと音を立てて吹き荒れていますが、気温の方は少しずつ上昇し、迎春花などの花もちらほら咲き始めています。
こんな早春の北京からお送りする今週の番組は、リスナーの皆さんからのお便り紹介のほか、「旬な話題」では海南島、雲南、重慶などの桜関連情報を紹介し、「スペシャル・バスケット」では、「知日 なぜ中国人は日本が好きなのか!」(潮出版社)の北京での発売記念セッションで取材した参加者の感想をお届けします。
中国では、桜の植樹ブームが年を追うごとに高まり、桜の花見を地元の春の風物詩にしようという動きが各地であります。果たして、今年の様子はどうなのか。この春限定企画で、これから毎週少しずつ最新の花だよりを紹介していきます。
武漢さくら地下鉄
湖北省の武漢市では桜の開花に先んじて、さくらをモチーフにした地下鉄の車両が投入されています(写真上)。車内には「次の駅は愛」と書かれた看板があり、QRコードも付いています。これに携帯端末をかざせば、3月14日のホワイトデーに行われる独身男女向けの懇親会に参加できるというものです。さくらのように恋の花も咲くのでしょうか。
そして、日本からもさっそくこの春初のさくら便りが届いています。東京都にお住まいの細谷正夫さんからです。2月最後の週、伊豆で撮影した河津桜の美しい風景です。
日本静岡県河津桜
日本静岡県河津桜
放送をお聞きの皆さんも、お近くの花だよりをぜひお送りください。「2015花だより」のタイトルを付けて、riyubu@cri.com.cn宛てにお送りください。今年も日本と中国からたくさんのお便り、お待ちしています♪
2時間目 【輝く女性シリーズ】北京で子育てと会社経営を両立する 桂 明佳さん(上)
3月8日は「国際婦人デー」でした。そこで、北京で子育てと会社経営を両立しているチャーミングな女性、桂明佳さんにお話を伺います。
桂さんは、中国吉林省に生まれ育った朝鮮族で、大学の進学と共に首都・北京に初めて上京。映写技師の父親の影響を強く受け、1989年、子どもの時から憧れていた日本への留学に踏み切りました。徳島大学で修士号を取得後、東京で就職。日本での仕事と育児に奮闘していた2004年、夫の仕事の異動で再び北京での暮らしが始まりました。現在は、北京で会社経営をしながら、二児の母親として様々な社会活動にも携わっています。
中国と日本の国境や中国語、日本語、韓国語、英語といった言葉の壁をものともせずに、しかも、家庭と仕事の両立も自然体でこなす、しなやかなパワーに溢れています。
こんな桂さんのパワーはどこから来ているのか。お話の第1回は、桂さんの人生の歩みを振り返りながらお話を伺っていきます。常に向上心を持ち続け、変化を恐れずに未知に立ち向かい、好奇心と寛容な気持ちで違いを楽しむ。そんな桂さんの人生ストーリーから、女性が輝くコツを探ってみます。詳しくはどうぞ番組をお聞きください。
【プロフィール】
桂 明佳(かつら みか)さん
北京柯尼雅(コニア)商貿有限公司 代表
北京和僑会 理事
1983年、中国吉林省延辺第一高校卒業後、北京郵電学院(現北京郵電大学)に入学。卒業後、吉林省延吉電信電話局での勤務を経て、1989年10月に情報工学の勉強をするため、日本へ留学。
1992年、徳島大学工学部情報通信学科の修士課程を終了。ティアック株式会社に入社。2004年から同社の北京駐在員を経て、2006年から横河電気(北京)開発センターに勤務。その後、2008年末に現在の北京柯尼雅(コニア)社を設立。主な業務は健康と環境に関連する製品の輸入販売および関連ビジネスのコンサルティング。
主な社会活動
2009年から2011年まで、北京日本人剣道同好会のメンバーを中心とした、中国各地の各国の剣士たちを組織した国際チームでマネージャーを務め、スポーツを通じた親善交流に取り組む。
2013年3月、上海、北京、福岡、東京の4都市での開催した「中日未来100人の子ども写真展」北京実行委員会委員。
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