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一時間目
担当:王小燕、高橋恵子(2015春節連休の見聞、中日記者交換50周年座談会にちなんでの取材)
3月5日の2015年春節の「十五夜」まで、あと2日。中国の南方では梅の花が咲く季節となりました(写真は安徽省池州市の公園に咲く梅)。北京では3月が明けるや否や、年に一度の政治協商会議と全人代の開かれる季節です。こんな北京からお送りする今週の番組は、まずはリスナーの皆さんが寄せてくださったお便りを紹介します。続いて、「旬な話題」では、帰省した王小燕アナの春節連休の見聞をご紹介します。移動の飛行機で、家の中でどんな発見があったのでしょうか。後半の「スペシャル・バスケット」は2月6日に北京にある「人民日報」本社で開かれた「中日記者交換50周年座談会」の様子、そして、CRI元日本特派員の傅穎と張国清のインタビューを届けします。日本に駐在した2人が今、感じていることは…。
二時間目 大野清司のテレビ人生~その⑤中日合同制作『萬里の長城』でつながる人の絆
去年下半期から放送しているシリーズ企画の5回目です。
1991年11月18日、日本時間の21時、北京時間の20時。
TBSとCCTVの合同制作によるドキュメンタリー『万里の長城』が、双方の局で同時にオンエアされました。
2年あまりのロケを経てようやく完成したこの番組、放映後の両国での反応はそれぞれどのようなものだったのでしょうか。
人民解放軍空軍まで動員しての空撮、それから水中での撮影、さらに、狼煙を実際に挙げての撮影…困難を乗り越えて完成させた1つ1つのシーンが茶の間のテレビ画面で再現されていきます。日本では、初回の放送で19.8%の高視聴率を上げました。この超人気作品の舞台裏について、大野さんに伺ってまいります。
ところで、北京ロケの初日、緒形拳さんは水関長城のふもとにある「石仏寺村」である少年に出会いました。「姫」という苗字の少年です。偶然の出会いでしたが、餃子までごちそうになり、そして、姫家の物語まで知りました。緒形さんとその少年とは、10年後に再開します。そこには万里の長城に対して、その後も深い思い入れがある緒形さんとスタッフの皆さんの人間物語があります。
詳しくはどうぞ番組をお聞きください。
【プロフィール】
大野清司(おおの きよし)さん
1949年、東京都生まれ。
東京大学卒業後、1974年に株式会社TBS映画社(現社名:TBS VISION)に入社。主にドキュメンターリ番組のディレクター、プロデューサーとして番組制作に係わる。特に、1979年からは海外取材番組を担当し、世界60ヵ国を取材。
【主な担当作品】
・『美をもとめて』シリーズ、『世界の子供たち』シリーズ
・『世界めぐり愛』シリーズ、『世界遺産』シリーズ
・『遥かなるアンコールワット』、映画『敦煌』公式記録VTR
・中日共同制作『萬里の長城』(日本TBS&中国CCTV)
・TBS開局40周年記念番組『日本海大紀行』
・『緒形拳:シルクロード列車の旅』
その他、多数
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