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1時間目【チャイナエクスプレス】(中日定期航空路開設40周年、太原マラソン見聞)
担当:高橋恵子、王小燕
9月半ばの北京は、素晴らしい青空で新しい週が始まりました。その前日、日曜日の夜からインターネットで話題になった「李香蘭」(本名:山口淑子)死去のニュースは、月曜日になると新聞でも大々的に取り上げられました。戦時下、プロパガンダ映画の出演で日本による侵略戦争を美化する道具として利用されましたが、「中国は私の生まれ故郷」だという李香蘭は戦後、過去への反省を込めて、中日友好に貢献してきました。李香蘭の死を受け、中国で悼む声が多く上がったのはそうした背景があるからだと言えます。ちなみに、当時のレコードの中で、優れた歌唱力が評価された李香蘭の「夜来香」は、今や「中華オールドレコード保護プロジェクト」の成果展でも陳列されています。
そして、今週の「旬な話題」では9月12日(金)にJALが北京で行われた中日定期航空路開設40周年記念イベントに関して、日本航空(JAL)中国総代表でもある江利川宗光北京支店長と会場となっているイオン夢楽城(中国)商業管理有限公司の寺川守営業部長にお話を伺ってきました。
後半の「スペシャル・バスケット」は、高橋恵子が週末を利用して参加した「太原マラソン」のマイクリポートです。太原市は北京から500キロ余りの距離ですが、間には太行山脈がそびえているため、高速鉄道で3時間はかかります。マラソンの沿道の風景、そして一緒に走る人々との交流の様子を走りながらのリポートしました。どうぞお聞きください。
2時間目「CRIインタビュー」(北京放送リスナー歴15年・藤田美代子さん)
聞き手:王小燕、高橋恵子
今回の番組は久々に私たち(CRI・北京放送)とリスナーとの絆に焦点を絞ってみます。2000年頃から北京放送を聴くようになり、リスナー歴15年の大阪府在住、藤田美代子さんにお話を伺います。
藤田さんは、中国語学習と中国語の歌に導かれて中国との付き合いが始まりました。中国侵略戦争の中で戦場に送られ、「この世の地獄を見た」父親が受けた深い悲しみを繰り返してはならないという強い思いもあります。
ラジオを聴くようになった頃の番組の思い出、印象に残ったこと。そして、久しぶりの北京訪問と初めての放送局見学で受けた印象、今後の番組作りに寄せる期待、さらに実感、実践してきた両国の国民同士の付き合い方を伺ってみました。
藤田さんの良く響く、柔らかい大阪弁が今回のインタビューのもう1つの聞きどころです(笑)。ぜひ、お聞き逃しのないように。
【プロフィール】
藤田美代子(ふじた・みよこ)さん
CRIのリスナー歴15年。
大阪府在住。
市役所退職後、日本古代史に関する著書を執筆していた夫の研究活動を手伝うために、中国語の翻訳を始める。
現在は和歌山大学で、中国語、中国に関する文学・歴史・哲学を学ぶ。
ほか、「蘇州大学と交流する大阪府教職員の会」で蘇州大学生を招待し、ホームステイを自宅で受け入れ、和歌山市内案内を担当。
特技:中国語で中国の歌を歌う
関西外国語大学孔子学院主催 第4回西日本地区中国語歌唱コンクール第2位(2013年11月)
(公社)日中友好協会主催 第30回中国語スピーチコンテスト和歌山県代表(2013年1月)
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