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8月5日 火曜日

2014-08-05 09:11:04     cri    

 1時間目【チャイナエクスプレス】(北京のお色直し工事、成都外国語学校の高二の皆さん①)

 担当:高橋恵子、王小燕

 番組の感想などのお便りの紹介のほか、「旬な話題」では北京の市街地区で徐々に始まったお色直し工事を紹介します。

 後半の「スペシャルバスケット」では、今週と来週の2回に分けて、中学1年から日本語を勉強し始めた成都外国語学校日本語専攻高校2年9組の皆さん(写真)にお話しを聞きます。北京での語学サマーキャンプに参加した2年9組の7人の皆さんです。日本語を勉強して5年経ちますが、北京放送の見学のあと、学習の成果発表として、スタジオで日本語で話してもらいました。

 今回は李雪媛さんと劉丹レイさんが「成都」という町について、王俊茹さんと白櫛憶さんが自分たちの「成都外国語学校」についてそれぞれ紹介してくれました。

 全校生徒に占める人数は決して多くはない日本語専攻の高校生たち、日本語力はどの程度なのか、感受性はどんなものなのか、若々しいセンスに触れていただきます。詳しくはぜひ番組をお聞きください。

 2時間目「CRIインタビュー」(建築家&環境デザイナー・彦坂裕さん)

 聞き手:王小燕

 振り返ればまだ4年前のことに過ぎません。7000万人が来場した上海万博が開かれたのは。中でも、「紫蚕島」(写真下)という愛称で知られる日本政府館は、鮮やかな色、エネルギーの有効利用や環境にやさしいハイテク、創意工夫に溢れた陳列などで人々に深い印象を与えました。

 今回は上海万博日本館のプロデューサーである彦坂裕さんにお話を伺います。少年時代、大阪で初めて万博を体験した彦坂さんはその後、筑波、大阪花博、愛知、サラゴサ、上海などで開かれる万博に関わってきました。

 現在は、中国版バウハウス(1919年、ドイツに設立された美術や建築に関する総合教育を行った学校)と呼ばれている中国の民間教育機構「徳稲」から、指導者を意味する「大師(マスター)」として招聘され、東京、上海、北京を行き来しています。大学が集中している上海市「松江区」に聳える15階建の「徳稲」の本社ビルには、彦坂裕さんのスタジオもあります。

 人類が21世紀になっても「万博」を続けて開催することの意義、建築家・環境デザイナーとしてのこだわり、そして変わりつづけている中国との付き合い方などをめぐり、お話を伺いました。

 ところで、彦坂裕さんはどこに行っても、必ず持ち歩くアイテムがあると言います。一体どんなものでしょうか。詳しくはどうぞ番組をお聞きください。

 
 【彦坂 裕(ひこさか ゆたか)さん

 1952年東京都出身。

 建築家、環境デザイナー/株式会社スペースインキュベータ主宰。

 北京徳稲教育機構(DeTao Masters Academy)マスター。

 日本建築家協会会員

 1978年、東京大学大学院工学系研究科を終了し、スペースインキュベータを創設。これまでに、つくば科学博、大阪花博などに関与、また愛知万博の長久手日本館、瀬戸日本館を始め8つの博覧会で政府出展事業のクリエイティブ統括ディレクターを務める。

 愛知万博では日本館を設計。上海国際博覧会では博覧会計画委員で、上海万博日本館のプロデューサーを務める。

 主な著書に:

 『夢みるスケール―スケール・寸法・サイズの博物誌』(2013)

 『建築の変容―ネオモダンあるいはポスト「都市」の建築生理学』(1999)

 『空間のグランド・デザイン』(1992)など多数

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