3月に入り北京の気温が急に上昇してきました。一週間前まで夜はまだ氷点下が続いていたのに、今週は最低気温もプラスになり、予報では最高は20度にもなると言われています。春はもうそこまで来ています。
春と言えば、中国の春は年に一度開かれる政治協商会議と全国人民代表大会で幕が開きます。今年は昨年の18回党大会に続いて、10年に一度の政府人事が決まる大会ですので、いつも以上に関心が寄せられています。
今日の番組は、前半では今年の政協会議と全人代で注目を集めている話題、会議の開き方に対してのメディアの期待についてご紹介します。後半の「中国ビジネス最前線」では、先週中国国務院より発表された、不動産売買の新政策をご紹介します。
3月1日、中国国務院は中古住宅の譲渡所得に20%の個人所得税を課税するという内容の通知を発表しました。「不動産市場調整業務の実施継続に関する通知」と題した通知は、不動産市場の調整を引き続き行っていくよう求めたほか、国務院常務会議が2月20日に打ち出した不動産市場の調整をめぐる5項目の政策措置をさらに具体化しました。市場から「大型爆弾の投下」と言われるこの新しい政策が、今後の不動産価格にどのような影響を及ぼすか。全人代代表や民間の意見をご紹介します。(Yan)
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