東京も北京も真夏日が続いています。北京から1万2000キロあまり離れたロンドンでは、気温はそんなに暑くはないようですが、競技場は漲る熱気に溢れています。
ホスト国のプレッシャーから解放されたからか、中国のスポーツ愛好者たちは今回は、比較的リラックスした気分で五輪を眺めることができるのではと思っています。メダルが取れたらもちろん嬉しいですが、それよりも試合の質そのものに期待が集まっているようにも見えました。バドミントン男子シングルの対決がその最たる例です。林丹選手(中国)と李宗偉選手(マレーシア)の間で展開された最高峰の対決は、勝敗を超えて、双方に声援を送りながら、どこまで見事な試合が展開されるのかという気持ちで観戦したファンも多かったのではと思います。
夏季ロンドンオリンピックの開催中にお送りする今週の「経済直行便」、「ニュースフラッシュ」のほか、「今週のちょっと勉強しました」のコーナーでは、8月2日に北京で開催された「日中地域間交流推進セミナー」(自治体国際化協会主催)で明らかになった両国間の地方交流についての最新情報をご紹介します。後半の「CRIインタビュー」では、中日国交正常化に先立ち、自社技術によるビニロンプラントの対中輸出(1963年)を決め、対中民間貿易の新しい歴史を切り開いた株式会社クラレの広報担当・山本恵一さんに歴史を振り返ってもらい、現在と未来を展望してもらいました。ぜひお聞きください。(王小燕)
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