10時間あまりも降り続いた大雨で、放送局周辺の道路も一部冠水して、交通が麻痺していました。局の敷地内を歩くと、マンホールの蓋から水柱が噴き出していたり、局のビルから300メートルほどの食堂に行くだけで、靴もズボンもびしょぬれになってしまいました。幸い、夜中に、雨が弱まるにつれ、道路の水も少しずつ排出され、翌日にはいつも通りの様子に戻りました。
それにしても、翌日の北京の空の青いこと。前の日の大雨がうそだったかと目をこすったほどです(写真は13階にある日本語部オフィスからの眺め)。一方、大雨で深刻な被害を受けた北京の山間部では、土砂崩れで深刻な被災した人々がいまだに不便な生活を強いられています。
北京市の発表によりますと、今回の豪雨で37人の死者が出ました。メガシティー北京の災害に弱い一面が露呈された今回の豪雨でした。
今週の番組前半は、これについて詳しくリポートします。後半は先日「ウィンウィン関係に基づく中日間のビジネス協力」をめぐり、北京でお話を聞きました、日本総研・創発戦略センター執行役員で、主席研究員の井熊均(いくま・ひとし)さんのインタビュー、をお送りします。(王小燕)
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