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故郷の味(後編)

2016-01-05 17:17:44     cri    



                  ナビゲーター 黄競

 皆さんご存知のように、中国人は昔から食べ物に対して特別な愛着を持っています。中国には「民以食為天(民は食をもって天となす)」という諺があり、これは「人にとって大切なのは食事だ」という意味です。また、故郷を離れている旅人にとって故郷の料理を懐かしく思う気持ちは最も深い郷愁です。今回の中国メロディーは、引き続き音楽の中に故郷の味を探しましょう。

北方の人々の郷愁を誘う麺類

 広大な大地を有する中国では、北から南まで、様々な気候により多種多様な料理が生まれました。北方の人々は小麦で作った餃子、饅頭や麺類が好きですが、南方の人々にはお米が欠かせません。

 中原地域では、麺類を作ることはほぼすべての女性にとって生活に不可欠な技術のひとつ。ここでは、誕生日を祝う時に長寿を祈って麺を食べる習慣があります。この麺は「長寿麺」と呼ばれ、細長いことから、いつまでも長く生きるという長寿の意味があります。この長寿麺が長ければ長いほど、長生きできると言われています。

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