北京
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2024年中国新エネルギー車1000万台達成イベントがこのほど、湖北省武漢市で開催されました。中国の新エネルギー車の年間生産台数が1000万台を突破したのは初めてです。
中国の新エネルギー車生産・販売台数は2015年から9年連続で世界一となっています。その発展過程を振り返ると、2009年の「十城千台」(10都市以上で1000台以上の新エネルギー車を試験導入する計画)の実証・推進から、年間生産・販売が2018年に100万台を超え、2022年に500万台を超えるまで、その間隔はますます短くなり、新エネルギー車の生産・販売データは急上昇しています。最新データによると、中国の新エネルギー車は2023年に生産台数が958万7000台、販売台数が949万5000台となり、2024年1~10月までの生産台数が977万9000台、販売台数が975万台に達しました。
自動車大国である中国全土の動力車保有台数は6月末時点で4億4000万台となり、うち自動車3億4500万台、新エネルギー車2472万台でした。
新たな自動車産業革命の進展とグローバルグリーン転換の需要に伴い、新エネルギー車の発展はトレンドになっています。自動車産業が走る新たな競争で、中国は新エネルギー車への投資を拡大し、世界自動車産業で主導的な地位を占めました。また、新エネルギー車の牽引役として、人工知能(AI)の応用、ドローンなどの面でより多くの発展チャンスをつかみました。今年の珠海エアショーでは、国産純電動垂直離着陸機(空飛ぶクルマ)のデモンストレーションが少なからぬ注目を集めました。新エネルギー車の充電需要なども中国のインフラ建設への投資を牽引し、より多くの国民の日常生活に恩恵をもたらしています。(非、坂下)
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