北京
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河南空港インテリジェントコンピューティングセンターの除幕式および契約締結式が25日、鄭州園博園会議センターで行われました。同センターが全面完成すれば、演算能力は10万ペタフロップスを超え(1Pは1秒間に1兆回の浮動小数点演算能力を指す)、中国の中部地域最大で、国内のテラフロップス(1秒間に1万兆回以上の演算能力)級施設をけん引する存在になります。
河南空港インテリジェントコンピューティングセンターには、2棟の機械室ビルと16のモジュール化された機械室があり、第一期の計画では演算能力が3万ペタフロップスに達します。
同センターは中部地域で最大規模の演算センターとして、第1陣の2000ペタフロップス分の演算能力を11月に実現しました。今年末までには第2段階のプロジェクトが完了する見込みで、その時点で演算能力は最大で1万ペタフロップスに達する予定です。
さらに2025年第1四半期(1-3月)に第1期分が全面完成すると、演算能力は3万ペタフロップスに達する予定です。このセンターの完成は、河南省における超大規模インテリジェントコンピューティングセンターの空白を埋めるだけでなく、地域のデジタル経済の発展に新たな駆動力を注入します。また医療、教育、研究開発、工業、農業、観光、都市管理、生態保護、災害対策などの分野での人工知能(AI)技術の広範な応用を支えるための確固たる演算能力を提供します。(SUI、鈴木)
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